軽微な水漏れほど特定が難しい
とあるお宅で、水漏れが発生しました。
まずは水道メータを見ることで、「宅地内で漏水しているかどうか」を確認することができます。
メーターは、少量の水が流れていても回るようになっているので、
どこも使ってないのに勝手にメーターが回れば、水漏れ確定です。
今回はメーターが回らないほどの超軽微な水漏れだったのです。
状況は1階の天井がうっすら黒ずんでいる程度。
それがだんだんと大きくなっていく気が、、、
どうやら埃や汚れではない、触ると湿ってるな。
この間約1ヶ月。
こちらの物件は一戸建て、2階には風呂場があります。
写真中央より少し上、丸く黒くなっているところです。
念の為天井を開けて点検してもらう事に。
漏れてる箇所は、どうやら浴室入り口の真下部分。
1回目、水漏れ箇所と思われる所をパッキンで塞いで様子見。
まだ漏れてくる。。。
2回目、もっと広範囲にパッキン。
まだ濡れる。。。
ここまで、約2週間の様子見。
どこからかつたってくれば、他の箇所も濡れるはず、
ピンポイントでしずくは落ちてくるのに、、、不思議でならない。
3回目、上から下からよーくよーく観察。
なんと、水漏れの原因はココでした。
風呂場入り口ドアレールの端っこ。
レールの端がパッキンでふさがれており、それが剥がれていました。
これは解りずらいーーーー。
天井には石膏ボードと断熱材が敷いてあったので、天井にシミとして現れるにも時間がかかったのですね。
軽微な水漏れほど、特定が難しいという事がよく解った一件でした。
放っておくと、カビや木の劣化につながります。
あれ?なんかおかしいな?と思ったら早めに対処しましょう!