とうこう土地のブログ

創業50年 西千葉の不動産屋さんです

軽微な水漏れほど特定が難しい

とあるお宅で、水漏れが発生しました。

まずは水道メータを見ることで、「宅地内で漏水しているかどうか」を確認することができます。

メーターは、少量の水が流れていても回るようになっているので、

どこも使ってないのに勝手にメーターが回れば、水漏れ確定です。

今回はメーターが回らないほどの超軽微な水漏れだったのです。

 

 

状況は1階の天井がうっすら黒ずんでいる程度。

それがだんだんと大きくなっていく気が、、、

どうやら埃や汚れではない、触ると湿ってるな。

この間約1ヶ月。

こちらの物件は一戸建て、2階には風呂場があります。

 

 

image3.jpg

写真中央より少し上、丸く黒くなっているところです。

 

 

念の為天井を開けて点検してもらう事に。

mizu.jpg

 

 

漏れてる箇所は、どうやら浴室入り口の真下部分。

 

 

1回目、水漏れ箇所と思われる所をパッキンで塞いで様子見。

mizu1.jpg

 

まだ漏れてくる。。。

 

 

2回目、もっと広範囲にパッキン。

mizu0.jpg

 

まだ濡れる。。。

ここまで、約2週間の様子見。

 

 

どこからかつたってくれば、他の箇所も濡れるはず、

ピンポイントでしずくは落ちてくるのに、、、不思議でならない。

 

 

3回目、上から下からよーくよーく観察。

 

 

なんと、水漏れの原因はココでした。

 

mizu2.jpg

 

風呂場入り口ドアレールの端っこ。

 

 

レールの端がパッキンでふさがれており、それが剥がれていました。

 

 

これは解りずらいーーーー。

天井には石膏ボードと断熱材が敷いてあったので、天井にシミとして現れるにも時間がかかったのですね。

 

 

軽微な水漏れほど、特定が難しいという事がよく解った一件でした。

 

 

放っておくと、カビや木の劣化につながります。

あれ?なんかおかしいな?と思ったら早めに対処しましょう!